スポンサーサイト
- 2023.03.02 Thursday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- -
- -
- -
「優勝争いや取り組みそのもの」には余り関心がなくなった私だけど、「私なりの大相撲中継の楽しみ方」は前回紹介。ただ「何か一つ、書き忘れてる事があるなぁ〜」と気になっててね。昨夜急に思い出したので、この際だから書いてみようかな?
私が見ている昼間の中継では、色々な館内風景が映ることが多い事は書いた。その中に、日本人のお客さんに混じって「極東の神秘的スポーツを一目見ようと訪れた西洋人観光客たち」とも書いたけど、どうして「大相撲は彼らから見れば、極東の神秘的スポーツに見えるに違いない」と私が勝手に想像したか?...これですよ、書き忘れたのは。
何年前だったか忘れたけど、休日にテレビのスイッチを入れたら、NHK総合で大相撲中継をやってた。相撲を見るのが目的じゃなかったから他のチャンネルを見ようとしたんだけど、リモコンの操作を間違えたらしく、なぜか音声が英語に切り替わったんだよね。
「え?」と思ったけど、何だか面白そうだったので、そのまましばらく英語での中継を見ていたら...
人気の取り組みでお客さんが大いに盛り上がってるのを他所に、ほとんど淡々とクールに話してる。勝負が終わって熱戦だった時は、たまに「Wow...」とか「Suprise,Suprise...」とかしゃべってたけど、とても控えめ。
で、何とな〜く見続けていたら、画面の中の見慣れたはずの光景が、何だかも〜全っ然違う印象に見えてきてさ。
こういう「幕内力士土俵入り」も、神事というか儀式というか...冷静に英語で中継されると、それまでは単なる「お客さんへのお目見え」としてしか思っていなかったものが、何か神聖なセレモニーに思えてくるんだよね。もちろんこの「土俵入り」については、ちゃんと歴史的意義があるんでしょうが、そんなの全く考えた事がなかったし。
実際の対戦の時もそう。解説者もおらず、一人淡々とした必要最小限の英語アナウンスをバックに、見慣れたはずの「四股踏み」「塩撒き」「仕切り」などの一連の所作を見てると、なんか知らんがとても不思議で神秘的なルーチンに思えるんだよねぇ〜...何でだろ?
外国人が見たら、さぞや「不思議で神秘的なスポーツ」に見えるだろうと私は思う。初場所も残り3日ですが、みなさんも機会があったら、是非英語での中継をお試しになってみてはいかが?見える景色が違ってくるかと...「全然面白くないじゃん」と言われても、責任は持てませんが(笑)
丸いモノ、丸みを帯びたモノ、容器状のモノ等は女神(最高神三柱の后神/母神)の象徴とされて来ました。
丸く仕切られた土俵、、、しめ縄は最高神の眷属神、雌雄の龍蛇神が絡まり合って交尾する姿(が原形)
、、、最高神の女神が坐すゆえに女性の立ち入りがタブー
また、丸みを帯びた山は女神が隠るとされたり、
丸鏡の神鏡が天照大神(出雲の最高神、女神の神格の一つ)の形代とされた(モモソ媛命により始まる)り、
神社等の千木のXは、男女(主神♂+女神♀)の交合〜子孫繁栄/殖産興業をあらわす。(土俵の屋根にも千木)
蹲踞は上位のモノに絶対服従を体現した姿勢