トムとジェリー

  • 2019.09.05 Thursday
  • 15:13

最近アマゾンのプライムビデオで、昔懐かしい「トムとジェリー」が配信されているのを発見してね。一通り見たんだけど、いやこれ、ホント傑作アニメだな。

 

最初にこのアニメを見たのは、いつ頃だったかなぁ〜...何しろ半世紀以上前の話だし、もう忘れちゃったわ。プライムビデオで配信されてるのは「シーズン1」という設定。だから当時(か再放送)で、極めて印象に残っているエピソードが含まれていない事があるのは仕方がない。例えば...若干どもりながら弾き語りしていて、しょっちゅうギターの弦を切っては、トムのヒゲを抜いて弦の代わりにしているジェリーの親戚(おじさん?)の話や、若い白人娘のベビーシッターが、赤ちゃんそっちのけで長電話しているうちに、赤ちゃんが(はいはいして)揺りかごから脱出する話とかね。

 

 

どの作品を見ても腹を抱えて笑ってしまうが、その「ドタバタナンセンス」でダイナミックなアニメギャグ的表現もさることながら「SE」と「音楽」の完璧なシンクロは、実に見事だね。1940〜50年代に作られたアニメとは、とても思えないな。トムが悪友たちと、家でジャズセッションする話とか、オーケストラを指揮する話とか、他にも色々。このシリーズの音楽監督さん、実に幅広い音楽に精通している上に、音が出る小道具選びのセンスも抜群だ。音の入っていない映像を見て曲を書き起こし、本番はスクリーンを見ながら指揮して、サウンドトラックに「音」を付けてたんでしょ?...スゴいなぁ〜

 

改めて見ると、特にアフリカ系アメリカ人に対する差別的な表現を、たまに感じる事がある...もちろん、茶化してるっていうか、そんな感じなんだけどね。でも、私がこれを見ていた当時は、ダッコちゃん人形だってあったし、ちびくろサンボの絵本だって読んでたからね。あと「いくら何でも、その結末はちょっと...」みたいな話も、ないではない。

 

元々はテレビアニメではなく、劇場で上映される長編映画の、フィルムの架け替え時間を埋めるために作られたマンガ映画。実は以前に、その作品たちの公開年を調べた事があってね。このアマゾンでも、そういう情報が書かれている場合がある。んで今更だけど...も〜びっくり。

 

この「シーズン1」は、全部で79作品。その中には、アメリカが第2次世界大戦に参戦した1942年(日本がパールハーバーを攻撃した1941年12月8日)以降、1945年8月15日の終戦までに公開された17作品が含まれている(それ以前は3作品)...って事は?

 

アジアやヨーロッパの戦場に若者を送り、現地では悲惨で凄惨なドンパチを繰り返している最中に、アメリカの銃後の皆さんの中には、映画館でこれを見ながら腹を抱えて笑っていた人達も大勢いたわけだ。そんな時代背景の元に作られた、これらの作品群。当時のアメリカについて、何て言ったら良いものやら...

 

まぁ...うまく言い表せないし(このアニメ同様)余り深く考えるのもナンだし、このまま脱稿しときます。

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM