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76期A級順位戦残留争い

いやしかし、今年のA級順位戦は面白いことになってるねぇ〜。3月2日に最終一斉対局が行われるんだけど、勝敗によって様々な可能性がある最終戦になってる。誰が佐藤天彦名人に挑戦する事になるのか?誰が「B級」へ降級するのか?

 

将棋については門外漢だけど、いつぞやNHKの「将棋のいちばん長い日」ってドキュメンタリーを見て以降、順位戦の仕組については興味があってね。これには「残留者決定戦」みたいな制度がないので、どの級であれ「降級」「降級点」の線上に同成績の人が複数人いると、やはり「順位」が物を言うんだな。

 

世間一般的には「名人への挑戦者争い」に耳目が集まると思うが、私ゃどちらかと言えば「A級残留争い」の方が気になる。とにかく自分が勝っても残留できなかったり、逆に負けても残留できたりするケースもあって、私も少々混乱していてね。そこで、知り得る情報と日本将棋連盟HPの「名人戦・順位戦の規定」を参考に、今回は「自分向けのメモ」って感じで整理してみると...

 

既に屋敷は降級が決まっているので、今期3名の「B級への降級枠」のうち、残り二つを「渡辺棋王(4勝5敗)」「深浦九段(4−5)」「三浦九段(4−5)」「行方(なめかた)八段(3−6)」の4名でサバイバル。

 

 

渡辺と三浦は直接対局なので、とにかく勝った方は無条件で残留。三浦は負ければ即降級だが、渡辺は負けても深浦が負けて同じ4勝6敗になれば、順位(名前の左に書いてある数字)が上なので残留(G・H)その深浦も勝てば無条件で残留だが、負けても三浦と行方が二人とも負けた場合は、三浦より順位が上だから残留(D)いずれにせよこの3名は、相手が誰であれ自分が勝ちさえすれば降級する事はない。でも微妙なのは行方で、負ければ即降級は当然。しかし必死こいて勝って4勝6敗としても、残留できるのは(C)の場合のみ。三浦・深浦どちらかが勝つか(A・G)あるいは二人とも勝つと(E)自分が勝っても降級になっちゃうんだよね...まぁ現在3勝6敗だから「勝てば残留できる可能性もある」と言った方が正しいかな。ホントこの4名、崖っぷち!

 

たぶんこれで、全てのパターンを網羅してるはず(合ってるよな?)3月2日の最終一斉対局は、どのケース(A〜H)で決着がつくのか?...目前の対局に全てを賭ける「将棋のいちばん長い日」に相応しい展開になってるなぁ〜

 

肝心の「名人への挑戦権争い」も似たような状況か?仮に、現在「6勝3敗」でトップにいる久保王将・豊島が二人とも負け、さらに稲葉と佐藤康光二人とも勝ったら、豊島に勝った広瀬と羽生竜王含めて6勝4敗の6人でプレーオフ...って事になるのか、おい?いや〜、これまたスゴい事になってるぞ。

author:松っあん, category:夏炉冬扇, 11:06
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