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- 2023.03.02 Thursday
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※ネタバレあり(かも)※
劇中「謎の組織」が登場するんだが、何か「いかにもインド人」っぽい風貌をしたここのボスが、飄々というか独特のトボケ感があって中々良い味を出してた。それに、イマドキのドローンって、あんなに機動力があるとは知らなんだわ。
序盤は関連人物が一斉に登場してごちゃごちゃしてるから、字幕を追いかけつつ理解するのは少々大変。「人類の半数を抹殺できるウイルスを開発してバラ撒こうとする矢先に、プロローグでいきなり死んじまった億万長者のバイオテロリスト」「銃撃を受けて逆行性健忘になっちゃったラングドン教授」「謎の組織から派遣された刺客」「教授を連れ出して助けた女医」「かなり胡散臭いニヲヒが漂いまくりな世界保健機関(WHO)」「本拠地を船上に構えている謎の組織」...でも物語半ば過ぎに「結局、誰が死んだテロリストの意思を継いでテロを遂行しようとしているのか」がはっきりして以降、登場人物の会話から次々と「そういう事だったのね」が解る(つもりになる)から心配要らないよ...と言いつつ、今思い返したら、やっぱ良く把握できてない所もあるな。
まぁでも、面白かった。教授が、残されたメッセージ(やシンボル)から次々と謎を解き明かしていく過程も(相変わらず「そりゃ出来すぎだろ?」と思わないでもないが)安定の運び。ダンテの「神曲」を読んだ事がある人は「ははぁ〜ん」と思う部分もあるのかな?私ゃ読んだ事ないけどね。
いやしかし驚いたの何のって...てっきり味方だと思ってた人がねぇ〜...怪しげな連中がたくさん登場するし、今思えば自分の志とは矛盾してるような発言もしてたはずだから、コロっと騙されたわ。後から考えると伏線はあったけど、そういうのを微塵も感じさせない演出は、スゴいなぁ〜
それにしてもイタリアって国は、観光名所が多い所だと実感。
エンドロールの冒頭に流れる曲は、今までとアレンジを変えて、より荘厳になった感じ。これを聴くと「教授、お疲れさんでした」という気分になって、壮大な旅は終わった...かのような気分になるから不思議。
☆☆☆☆☆☆☆★★★