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    付き添い

    • 2018.05.23 Wednesday
    • 13:38

    一昨日の月曜日は、オフクロの付き添いで市内の脳神経クリニックへ行って来た。その前日の日曜日にはライブがあって盛大な打ち上げで盛り上がったんだけど、ぐっすり眠れた(厳密には、正体不明なまでに泥酔した)翌日だったので、大丈夫。

     

    実はこのクリニック、ウチのヤツ自身も彼女のオフクロさん(同居していた義母)もお世話になった病院なんだけど、私ゃ初めて。その待ち時間の長さは、我が家では伝説になっていてね。付き添いではあるけど実体験してみて「なるほど、どうりでこの病院から帰って来た時は、ウチのヤツがぐったりしているワケだよ」と実感した次第。

     

     

    オフクロを連れて行った目的は「日常生活ではさほど困るようなケースはないんだけど、たまに(超)真顔でボケをかます」という...まぁ来月83歳を迎えるような老人特有の症状が、ここ数年顕著になってきたのでね。要するに「認知症か否かの検査」なんだけど、今回の主題は「その検査結果がどうだったか」よりも「待合室の人間模様」...これがね、実に興味深かったんだよ。

     

    私たちの場合、事前に弟が「14:00」という指定で予約してくれていた。初診だから問診票記入とか色々あるだろうと思って「13:45」には到着して色々と手続き。で、私が代筆した問診票の補足事項を確認するために看護師さんから質疑を受けたのが、ちょうど「14:00」頃かなぁ〜...まぁ、これくらいは「順調」と言えるでしょう。でも、そこからが長かった。

     

    事前の情報収拾として、最新鋭のMRIを受けたのが「16:00」頃。んでその結果を受けて、実際に診察室に呼ばれたのは「18:00」頃。先生が色々と実技テストや検査をし、私たちに結果と今後の治療方針を丁寧に説明してくれて(この間、20分くらいだったかな?)その後清算を済ませて処方箋を持って階下の薬局へ行き、薬をもらって「お疲れさん」となったのは「19:00」ちょい過ぎ...つまり、病院に到着してから薬をもらって解放されるまでに、5時間半くらいかかったって事だな。

     

    待合室は全員似たような状況だから、患者さんの中には文句を付ける人もいてね。受付の人に「ちょっと、いい加減にしなさいよ!」とか詰め寄ってるんだけど、気持ちは解るんだが仕方ないっしょ。付き添いの娘さんが「恥ずかしいからやめてちょうだい!」と制止していたけど、たいへんだよね。

    私達ゃず〜っと待っている間、見ず知らずのおばさんと「長いよねぇ〜」「ここの先生、マテ(←丁寧という意味)だからねぇ〜」とかいう話で、すっかり仲良くなってしまった(笑)「今度は弁当持参で来ましょ」とか言ってる老夫婦もいれば、椅子にもたれて「たっぷり昼寝」をしていたご婦人も。

    まぁ誠実そうな先生だったし、私にも良く解るように説明してくれたから良しとするけど。

     

    同じ境遇に置かれた者同士が、何となく仲良くなっちゃう現象は「ストックホルム症候群」とはちょっと違うな...「待合室症候群」とでも呼んでおくか。

     

    オフクロは自分のスマホでゲームしたり、二人で備え付けの写真集を見たり、あ〜でもないこ〜でもないような会話したりで、あまり退屈せずに済んだらしい。2週間後にまた行かなきゃならんけど、今度は入念に暇つぶしの準備を整えてから臨もうと思う。

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