ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

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    過日「とうさん、(札幌)シネマフロンティアでやってるゴジラ、観に行かない?」と誘われて、昨日の日曜日に久しぶりに娘と映画を観に行った。映画館なんて1年半ぶりで、娘と二人で...なんてのも2年ぶりかな?

     

    1950〜60年代のゴジラシリーズを含む「東宝特撮怪獣映画」への、マニアックなオマージュが随所に散りばめられた映画だった。

     

    謎の新兵器「オキシジェン・デストロイヤー」が登場したあたりで、渡辺謙演じる「芹沢博士」は「身を呈して死亡」が決定。女性(中国系)の文化人類学者も、歌こそ歌わないが双子という設定...他にもあるけど、省略。

     

    とはいえ、帰りの電車で娘に「ラドンが主役の映画ってあったの?」と聞かれたので「あるよ...俺が生まれる前の映画だけどな。最期は確か...自衛隊のミサイル攻撃で、阿蘇山かどっかの火山に封印されたはずだな」「あぁ〜それで今回は、火山から復活したワケね」「...あ、そうか...そうだよな。そういう事だよな」って感じで、娘の鋭いツッコミがなければスルーしてたかも知れないという...そんな「一度観ただけでは拾いきれない」のも、まだまだあるかも。

     

    娘は「ゴジラが登場するシーン、どこを切り取ってもカッケェ〜♡」と高評価で、私も同感。特に「無敵モード(?)」にはびっくり。それに「ゴジラ」は(大魔神もそうだけど)やはり伊福部昭の音楽がよく似合う。今回は、あのテーマももちろんだけど「チューバ」を使った印象的なBGMも使われていたよ。しかし「格好良さ」とは別な意味で、私ゃやはり今回初登場した「キングギドラ」を取り上げないワケにはいかない。

     

     

    「怪獣」は、宇宙から飛来したヤツを除けば、造形的には多かれ少なかれ「地球に存在する(存在した)生物」が基本になってるっしょ?だが、こいつは全く違う...神話の世界、そしてそれこそ「宇宙から飛来した生命体」という設定だしね。加えて、どんな映画においても常に「敵役」であり、圧倒的な威力を誇る存在。今回は、その貫禄ある立ち回りといい、凶悪な破壊行為といい...言い方はヘンかも知れないけど、神々しいまでに美しいシーンがふんだんにありました。こんなにCG映えする怪獣を、私ゃかつて見た事がない。「ギドラファン」の方(がいたとしたら)、必見です。

     

    ストーリーは...どちらかと言えば、どうでも良いです(笑)「人類にとって、非常に迷惑な夫婦喧嘩」を中心に、話は進みます。

     

    キングギドラを倒したゴジラに、タイタン(怪獣)たちが頭を下げるシーンは、必要だったかなぁ〜。で、エンドロールが終わり、最後の最後に「次回作は、キングギドラのクローン(あるいは、メカギドラとか?)が登場するかも?」みたいな締めくくりだったよ。

     

    1954年公開の第1作「ゴジラ」に登場した「山根博士」と「芹沢博士」を足して2で割った...みたいな存在だった人物(渡辺謙)が死んじゃったから、あとはもう「やりたい放題」でしょ。今後の展開が楽しみ...ってか、あのエンドロールが終わってからのシーンを見ると、不安の方が大きいか?

     

    まぁ何だかんだ言って、何も考えず落ち着いて楽しめたよ...あまりハラハラドキドキ感がないように感じたのは、歳のせいなのか?(笑)もちろん、このテの映画ではお約束の、思わずツッコミたくなるシーンも満載だったけど、それを言っちゃぁ〜おしめぇ〜よ。

     

    とにかく私の場合、シニア割引で1,200円という値段は「お買い得感」バリバリの、娯楽超大作だった。

     

    ☆☆☆☆☆☆☆☆★★

     

    札幌シネマフロンティアの「スクリーン8」は初めてだったけど、ド迫力の映像とともに、音響がまたモノ凄く良かった。イオンシネマ小樽の「7番」もそうだけど、これはもう「絶対に家庭内では味わえない」体験ができると思う。いやぁ〜、素晴らしい環境の中で観れて、良かったわぁ〜

     

    ただし、ホットドッグは「イオンシネマ小樽」の方が好きかな?


    ルパン三世

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      【追悼】モンキー・パンチ...と題して、最近Huluでテレビアニメシリーズや劇場公開版など、様々な「ルパン三世」が配信されているね。

       

      現在「リアル還暦」の私としては、とりわけ印象深い作品がいくつかある。それは「TV第1シリーズ」「劇場版第1作」「劇場版第2作(カリオストロの城)」「TV第2シリーズ第145話(死の翼アルバトロス)」

       

      「TV第1シリーズ」が放送された当時、私ゃ中学1年生でね。特にシリーズ前半の「大人向けアニメ」的な路線では「少々Hな表現」ってのもあって、いつもドキドキしながら見てたよ。ルパンは基本的には「泥棒」なんだけど、原作漫画の路線を反映してか「殺し屋」的な感じと、何となくダークな雰囲気で良かったな。何だか後半は「ドタバタギャグ」的な雰囲気になっちゃって、とても不満だったのを覚えてる。

       

       

      その後...「劇場版第1作」が公開された時は、ジャスト20歳の時だった。当時は既に「TV第2シリーズ」が放送されていて、その「お子ちゃま向けドタバタ路線」に幻滅していてね。観ようかどうか迷ったんだけど、何か「大人向け」みたいな謳い文句で宣伝していたからね。騙されたと思って観た行ったんだけど「TV第1シリーズ・前半」を感じさせるノリだったし、クローンとかゲノムの劣化とか、当時の最先端の話題も盛り込まれていて中々面白かった。ただし、三波春夫の「ルパン音頭」は...ん〜、どうよ、あれ(笑)

      あと、公開当時のタイトルは単なる「ルパン三世」で、現在は後付けで「ルパンVS複製人間」というサブタイトルが付いているんだけど、今でも少々違和感がある...スターウォーズの最初の作品が、単なる「スターウォーズ」だったのと同様にね。

       

      「劇場版第2作(カリオストロの城)」と「TV第2シリーズ第145話(死の翼アルバトロス)」については、どちらも「宮崎駿」が噛んでた...って情報は、ず〜っと後になってから知った。ただ、その話になると更に長くなるから、今回は割愛。

       

      まぁ「TV第2シリーズ」については、前述の「お子ちゃま向けドタバタ路線」だったから、たま〜たま気が向いたら見てた程度でね。でもその、たま〜たま気が向いたので見た第145話(死の翼アルバトロス)は、30分のテレビアニメ枠の水準をはるかに超えていた印象があって、タイトル含めて強烈に印象に残ったよ。

       

      とにかく原作者のモンキー・パンチ氏は、懐の広い人だと思うね。自分が創造したキャラクターや作品が「どう解釈されて、どう発展して一人歩きしていくのか」について、自身のコメントを聞いたことがない。そういう「好きにして良いよ」って感じは、現在では「攻殻機動隊」シリーズの原作者である、士郎正宗氏も同じような印象を受けるかな?

       

      遅ればせながら、モンキー・パンチ氏...ご冥福をお祈りいたします。


      深夜食堂

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        皆さん「深夜食堂」ってドラマ、知ってましたか?映画やテレビ問わず、私ゃ今までこういうヒューマンドラマ(って言うの?)を見る習慣が全くなく、積極的に見ようと思った事もない。だから今回のきっかけは、huluが「孤独のグルメを見たあなたへおすすめ」って感じのラインナップの中に、このテレビドラマが含まれていただけ。

         

        たまたま夜中に目が覚めてしまったので、無理やり寝るために一杯やりながらポチッと...どんなドラマなのか全く中身を知らず、何の先入観も予備知識もなく視聴してみたよ。そしたらさ...

         

        泣いた...(T - T)

         

        何だよ、これ〜...反則じゃねぇ〜か!...ってくらい泣いた。「2ℓのペットボトル焼酎が1/3ほど残ってたんだけど、しまいには全部飲んじゃって、そのうち半分は涙で排出した(ホントか?)」「箱ティッシュの残りも底をつき、階下からおかわりを持ってきた」...ってくらい泣いた。

         

         

        そりゃ「そうそう都合よく行くかよ」とか「カタギに対して、そんなに律儀なヤクザがいるのかよ」ってなツッコミ所もあるよ。でも、自分の若い頃の経験上、身に覚えのある幾多のエピソードでは...ホント泣いた。

         

        他にも「りりィ」(私が中学時代、五輪真弓と共に女性シンガーソングライターの先駆けとして、極めて印象深い女性)が出演したエピソードは、もちろんストーリーが良くて泣いた。でも更に、彼女が既に他界している事を後日知って、見直して号泣した。彼女の死因は肺ガンらしいんだけど、その主要因である「喫煙」に言及するセリフもあったしね。

         

        ミュージシャンという立場の彼女については「心が痛い」「私は泣いています」...この2曲くらいしか知らないけどね。でも見直して以降、改めて聴いてみたくなってiTunesでゲットして、更に更に泣いた。泣きながら、オーディオをほぼフルパワーで聴く「心が痛い」...名曲だなぁ〜(しみじみ)

         

        「飲みながら泣きながら、独りで見る映画やドラマ」に、作品が一つ増えたな。


        孤独のグルメ

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          「孤独のグルメ」(テレビ東京)の最新シーズン(Season7)が始まった。第1回を見ただけだけど、今シーズンもいつものスタイルを変えずに行くらしい...楽しみだな。

           

          このドラマ、松重豊が演じる「出先や出張先で、腹が減った独身の主人公(井之頭五郎)」が、何も先入観や予備知識を持たずに初めて入ったお店で、周囲に全く気を使う事なく、独り気取らず実に美味しそうに昼飯・晩飯を食うという...ただそれだけ。全シーズン冒頭、自身の商売に関するエピソードが毎回5〜6分ばかりあるけど、それはまぁオマケ程度。

           

          お店ったって、そこらへんのどこにでもありそうな「大衆食堂」「焼肉屋」「(主人公は下戸という設定だけど)居酒屋」「喫茶店」「市場の食堂」「街の洋食屋」みたいな、とにかく庶民的なお店ばかり。そこがとても親しみやすく、身近に思えて良いんだよね。あと、たまに「ブータン料理店」とか、聞いただけでは想像もできないような、しかしあくまでも市井に溶けこんでひっそりと佇む「お国料理専門店」に「一期一会」と勇気を持って飛び込む所も、私にはとても真似できなくて好き。

           

          でも何より、この主人公に大いに共感を覚えるのは「ごはん大好き」ってところ。過去のシーズンでも、食事後半に「よぉ〜し!」と気合いを入れて「おかず」をメシにぶっかけ、モリモリガバガバと美味そうに搔っ食らうシーンが何回もあったが、良いんだよなぁ〜...好きだなぁ〜、こういう食い方。おかずも、皿を口に持って行ってワシワシとか...そもそもそういうスタイルが似合う店にしか行かないしね。高級料亭や気取ったレストランに入ったのは、見た事がない。

           

           

          今シーズンも、相変わらず主人公は二つ折りのガラケーを持ち歩いている。今ドキなら、土地勘のない所でも飯屋を探すのはスマホで簡単だろうが、このドラマではそういう設定にせず、あえて歩かせて色々なのれんや看板を探索して店を決める所も好き。

           

          「腹が減った...よし、店を探そう」「ここで良い...いや、ここが良い」「いただきます」「ほぉ〜、これはウマい!」「こ、このウマさは...反則だ!」「あぁ〜ウマかったぁ〜...ごちそうさまでした」という、たまに親父ギャグを交えた心理描写と共に「明日は何を食おうかなぁ〜」とか「さ、もうひと頑張りするとしますか」と店を後にする。

           

          そこが良いんです...それで良いんです。何も考えずに見れます。ウンチク不要です。私ゃ日常「ダイエット&フィットネス」を心がけてるので滅多に外食しないし、したとしてもせいぜい蕎麦屋。でも、そんな私の舌と脳は「こんな食い方をしていた頃」をしっかりメモリーしてますので、見ているだけでお腹いっぱいになって、シアワセ〜な気分に浸れます。

           

          「Hulu」を視聴できる方は、過去のシーズン全て見れるはず。ご用とお急ぎでない方は、是非。


          ダンケルク

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            ※ネタバレあります

             

            ここ数日「気分転換が必要かな?」という感じだったので、久しぶりに映画を観てきた。クリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」って戦争映画なんだけど、中々面白かった。

             

            私が小学生の時、同じ題材である「第二次世界大戦史上における、英仏連合軍のダンケルクからの撤退」を描いた映画を観た記憶があってね。封切りだったのかリバイバル上映だったのかすら忘れたけど、とにかくジャン=ポール・ベルモンド主演の、今回と同じ「ダンケルク」ってタイトルの映画。もちろん中身は全く覚えていないが、唯一「榴弾で穿かれたクレーターに主人公か誰かが倒れこむ」みたいなシーンだけは覚えてる。多分親父に付き合って(っていうか、付き合わされて)観に行ったんだろうが、当時どういうシチュエーションで観に行ったかは、全く記憶にないくらい古〜い話。だから「いやぁ〜、懐かしいタイトルだなぁ〜」と思ったのが観に行ったきっかけなんだが、まぁそれはともかく...

             

            お話は「ダンケルクで救助を待つ一兵士の一週間前から」「英海軍に徴用され、ダンケルクへ兵士の救助に向かう民間船の一日前から」「ダンケルクでの航空支援に派遣された戦闘機隊の1時間前から」という3つのエピソードが並行して描かれていて、最終盤になって三者がそれぞれの関わり合い方で出会い、収束するというパターン。原作があるのかどうかは判らないけど、冒頭に短い状況説明があるだけで、あとはほとんどセリフらしいセリフもなく、ど迫力の戦闘シーン(海上と地上は、やられっ放しだけど)と共に、淡々と「戦争の不条理」を描くシーンが続く。

             

             

            一ヶ所、気になる所があった。民間船に関する部分だけど「どうして船長の息子は、救助のために勇敢にも一緒に乗り込んだ自分の友人(?)の、その死の原因を作った兵士に真実を伝えなかったのか?」って所。友人が既に死んだ後も「あいつは大丈夫か?」と尋ねるその兵士に、複雑な表情ではあるが「...大丈夫だ」と答えていた。お前のせいで死んじまったじゃねぇ〜か!と詰め寄る方が自然だと思うんだがな。でも、救出した重油だらけの沢山の兵士達を目の当たりにして、何か思う所があったのかも知れない。戦争の不条理は、時として人間(例え子供でも)を成長させる事がある...と、監督は言いたかったのかも知れない。何か、でも...私の目には不自然に映った。

             

            銃撃戦のシーンでは、実際同様にモノ凄い音量で鳴り渡る「発射音」「耳元をかすめる流れ弾」「鉄板を貫通する音」等々、小樽のイオンシネマは音響が良いので、その場に居合わせたような緊張感を感じた...空爆よりも身近に感じられて、コワかったよ。

             

            ☆☆☆☆☆☆☆★★★

             

            名戦闘機と謳われた、英空軍の「スピットファイア」...中学生の時にプラモデルを作った事があるが、バックミラー(っていうか、ルームミラー?)が付いていたとは知らなかったな。


            Ghost in the Shell

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              「攻殻機動隊」については、結構読んだり観たりしているなぁ〜...なので以下、専門用語(?)みたいなのが登場するかも知れないので「攻殻機動隊」について興味のない方は、ブラウザを閉じていただいて結構です。

               

              今回観たこの映画、オリジナルのストーリーに当てはめて、過去の攻殻機動隊に関するアニメ映画・テレビアニメ出典の「どこかで観た事がある映像」を、実写に焼き直してごっそり散りばめたモノになってた。いや...そのストーリーも、クゼと少佐の関わり合いという点では、テレビアニメの「2nd. GIG」で似たようなエピソードがあったような?

               

              できれば最初の10分くらいで良いから「日常の公安9課の活動」というエピソードを盛り込んでも良さそうなもんだが、まぁでも「攻殻機動隊」について何ら先入観を持っていない皆さんには、最初っから最後まで「置いてけぼり」を食らうかも知れないな。この監督、相当「攻殻機動隊」シリーズをリスペクトしている事は伝わってきたけどね。

              かなり違和感があったのは、ビートたけし演ずる荒巻課長。課長自らドンパチやっちゃいかんでしょう...アウトレイジにしか見えんぞ(笑)

               

              結局今回のストーリーの根幹は「少佐の自分探し」だね。でも私としては「電脳化・義体化・記憶の外部への保存」がもたらす「人間と機械の境界」という部分を、もっともっと掘り下げて欲しかった。それこそが「Ghost in the Shell」というタイトルにふさわしいと思うんだが...

               

               

              ともあれ一番残念だったのは、諸悪の根源である「巨大コングロマリッドの社長」が、モノ凄く「現場にヒョコヒョコ顔を出す上に、全然貫禄がない」所と「あ〜ら、そ...じゃぁ死になさい」ってセリフが無かった事だったりして(笑)

               

              ☆☆☆☆☆☆☆★★★


              ザ・コンサルタント

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                ※ネタバレあります

                 

                宣伝を見て面白そうだったから昨日観て来た。観たことは観たんだけど〜...ものスゴく評価が難しい映画だった。

                 

                事前のイメージとしては「いくつもの麻薬取引の巨大組織の資金洗浄を引き受ける会計士が、ボスにはめられて追われる身となって、過去の体育会系のノリを活かしてドンパチやる」って感じ。でも、そ〜んな単純な話じゃなかったわ。

                 

                「自閉症であっても、その特殊認知能力を活かせば社会的に認められる存在になり得るんだよ」「過去に犯歴があっても、心を入れ替えて努力すれば成功するんだよ」「人と人とは『縁(えにし)』で結ばれているんだよ」...まだあるが省略。

                 

                 

                「軽〜いノリだが極悪非道なコイツ、ひょっとして主人公の過去のシーンに出て来た『唯一まともだった弟』なんじゃないの?」とか「結局社長が黒幕なんじゃないの?」とか言うのは登場時点でピンとくるし、実際その通りだったから安心して観れた。あと、星一徹に匹敵する(常軌を逸しているとしか思えない)主人公の父親も登場するが...この人の存在を、作者はどう位置付けようとしているのかな?...「こういうのもアリ」なのか、それとも「こりゃ絶対NG」と言いたいのか?

                 

                主人公から見たら「標的」で、弟から見たら「守るべきクライアント」である社長を前にして、呑気に兄弟喧嘩が始まるのも如何なものか?まぁ、物語最終盤まで「声」しか登場せず「結局誰だよ、コイツ」って感じで正体が判らなかった「唯一信頼できる、主人公のパートナー」の正体には驚いたけどね。

                 

                でもさ、なんだかんだ言って主人公は「反社会勢力を支えている悪人」なんだよね。しかも、表社会上は「頼りになる会計士」なんだから、とんでもない野郎。作者は「心」や「身体」にハンディーを背負っている人は、この世界ではそれくらいやらなきゃ生きて行けないと訴えたいのか?自閉症の主人公が「少しずつ健常者の女性に心を開き始める」みたいな展開もあるし、なんだかもう...色々詰め込み過ぎだと思うなぁ〜。国税局の二人は物語に必要なのかね?

                 

                ☆☆☆☆☆★★★★★

                 

                私ゃこういうんじゃなくて、観た後に「ハッピーエンドでもバッドエンドでも構わんけど、何が言いたいのかよく分かる」感じの映画の方が好きだな。


                バイオハザード:ザ・ファイナル

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                  ※ネタバレありです

                   

                  昨年の暮れ、娘と二人で観に行ってきた。過去の5作品は全て観た...はずなんだけど、中身をだいたい覚えてるのは「機廖繊岫掘廚らいまでで、「検廚函岫后廚蓮内容の記憶がシャッフルされてしまって、実は良く覚えていない。

                   

                  今回のオープニングは前回の続きから始まってるみたいなんだけど、そんな私なので「え〜っと...これって何がどうなって、こうなったんだっけ?」って感じ。過去の作品を「Hulu」で、あらかじめ復習してから臨むのが良かったかな?でも単品として初めて観る人でも、大丈夫な仕上がりになってたと思う。大丈夫です...悪いヤツは、必ず死にますから。

                   

                   

                  要するに...改心した(?)レッドクイーン(人工知能...今まで度々登場している。赤いホログラフの女の子がアバター)が「ハイブにある抗Tウィルス(ワクチン?)を空中散布すれば、Tウィルスに感染しているアンデッドは死ぬ。残された4,000人の人類を救うには、48時間以内にそれを実行するしか方法はない」と主人公のアリスに教える。アリス自身もTウィルスに感染してるから、ワクチンを散布すると言うことは自分も死ぬと言う事を意味する。それでも彼女は残された人類を救うために、全ての事の発端となったラクーンシティーのアンブレラ社地下研究施設「ハイブ」(懐かしい)を目指す。何だかんだハラハラドキドキの展開の中、ようやく施設にたどり着き、ワクチンを手に入れ、妨害しようとしたウェスカー(ん〜、最期はロボコップみたいなオチ?)とナントカ博士は死亡し、やっとの事で地上でワクチンのケースを割って、自分の命と引き換えにアンデッドを全滅させる。が、アリスは生きていた。ワクチンはTウィルスを攻撃して死に至らしめるが(既に死んでいるアンデッドに致死ってのもヘンな感じだけどw)健康な細胞には無害...つまり、アリスはアリス本来の身体になった...というオチ(ハイブに潜入して生き残ったのは、アリスとクレアのみ)

                  ワクチンが風に乗って世界中のアンデッドを全滅させるには、少々時間がかかる。アリスの旅は、まだまだ続くのであった...めでたし、めでたし。

                   

                  「ファイナル」と銘打っただけあって、あ〜なるほど、そういう事だったのねって部分も多少はあったかな?話を収束させるために、都合の良い人物が都合よく初めて登場するけど、それはそれで良くできた設定と言えるか。しかし、このテの映画全てにとって「クローン」というテクノロジーは、実にありがたい存在だよな〜

                   

                  映像も音も大迫力だったし、挌闘もスタイリッシュ...面白かったよ。ストーリーがどうのこうのと批評するまでもなく、何も考えずにハラハラドキドキを楽しむべき映画。今回は札幌のシネマフロンティアで観たので、帰りに娘と二人で焼肉...という展開が、時間的にムリだったのが心残りかな。

                   

                  ☆☆☆☆☆☆☆★★★

                   

                  あ、話題のローラも確かに出てたけど、一言くらいセリフを言って、あとはあっさりゾンビの餌食になってました。


                  インフェルノ

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                    ※ネタバレあり(かも)※

                     

                    劇中「謎の組織」が登場するんだが、何か「いかにもインド人」っぽい風貌をしたここのボスが、飄々というか独特のトボケ感があって中々良い味を出してた。それに、イマドキのドローンって、あんなに機動力があるとは知らなんだわ。

                     

                    序盤は関連人物が一斉に登場してごちゃごちゃしてるから、字幕を追いかけつつ理解するのは少々大変。「人類の半数を抹殺できるウイルスを開発してバラ撒こうとする矢先に、プロローグでいきなり死んじまった億万長者のバイオテロリスト」「銃撃を受けて逆行性健忘になっちゃったラングドン教授」「謎の組織から派遣された刺客」「教授を連れ出して助けた女医」「かなり胡散臭いニヲヒが漂いまくりな世界保健機関(WHO)」「本拠地を船上に構えている謎の組織」...でも物語半ば過ぎに「結局、誰が死んだテロリストの意思を継いでテロを遂行しようとしているのか」がはっきりして以降、登場人物の会話から次々と「そういう事だったのね」が解る(つもりになる)から心配要らないよ...と言いつつ、今思い返したら、やっぱ良く把握できてない所もあるな。

                     

                    まぁでも、面白かった。教授が、残されたメッセージ(やシンボル)から次々と謎を解き明かしていく過程も(相変わらず「そりゃ出来すぎだろ?」と思わないでもないが)安定の運び。ダンテの「神曲」を読んだ事がある人は「ははぁ〜ん」と思う部分もあるのかな?私ゃ読んだ事ないけどね。

                    いやしかし驚いたの何のって...てっきり味方だと思ってた人がねぇ〜...怪しげな連中がたくさん登場するし、今思えば自分の志とは矛盾してるような発言もしてたはずだから、コロっと騙されたわ。後から考えると伏線はあったけど、そういうのを微塵も感じさせない演出は、スゴいなぁ〜

                     

                    それにしてもイタリアって国は、観光名所が多い所だと実感。

                     

                     

                    エンドロールの冒頭に流れる曲は、今までとアレンジを変えて、より荘厳になった感じ。これを聴くと「教授、お疲れさんでした」という気分になって、壮大な旅は終わった...かのような気分になるから不思議。

                     

                    ☆☆☆☆☆☆☆★★★


                    ジェイソン・ボーン

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                      ※ネタバレあり※

                      忘れないうちに書いとくけど、射殺したCIA長官のポケットに忍ばせた(自分の指紋だらけの)位置情報発信機を回収しないと、リーが何らかの形で明らかに関与している事がバレバレじゃないのか?そういう気配すらなく、ボーンもリーも立ち去っちゃうもんなぁ〜

                       

                      これは一例だけど、どうにもなんかこう...特にラスベガスに舞台を移してからは、小道具含めて都合良すぎな部分が多いような気がしたな。

                       

                      話の中身は解りやすい。要するに、ボーンが「トレッドストーン計画」に志願するきっかけを作った「父親の死」の真相を解き明かし、ついでに仇を討ったって話。物語序盤は何が何だか良く解らないまま進んだけど、終盤でちゃんと「そういう事なのね」と解るから大丈夫(だと思う)ただし...

                       

                       

                      並行して、「SNS」を隠れ蓑にして、世界中の人々の個人情報収集が目的らしいCIAの悪巧みが織り込まれているんだが、ボーンとの関係については良く解らなかった。仇討ちの結果、図らずもボーンがその阻止に寄与したって事?まぁちゃんとできたかどうかは、劇中で明らかになってないけどね。でも物語序盤で(世界中を舞台に、ハッキングした相手を検索して場所を特定する)あれだけのスキルが既にあるんだから、もう十分なんじゃないの?とは思ったね。個人情報なんて、あれだけできりゃ〜簡単に抜き取れるっしょ。

                       

                      ボーンを追い詰める「リー」というCIAの若い女性ボスが登場するんだけど、あの(虫も殺さぬような)カワイイ顔して、自己アピール等やる時ゃ〜やるって感じで、中々良かったわ。ボーンに協力したのは「己の出世のため」なのか「CIA改革に燃える信念」なのか、それとも「個人的な興味」なのか、あるいはその全てなのか?...まぁ最終的には、ボーンの方が一枚上手(うわて)だったけど。それにしても普通のショートメールでボーンに危機を知らせたり、CIAの長官を射殺したり...思惑はどうあれ、かなりハイリスクな協力。

                       

                      所詮は娯楽映画だし、¥1,100だし(笑)よほどの内容でない限り、目くじら立てずに許容範囲にしてしまいがちな私。そういう意味でこの映画は「普通に面白かった」ってところかな?

                       

                      エンドロールで流れる例の曲を聴くと「あぁ〜...お帰り」感はあるんだけどね。

                       

                      ☆☆☆☆☆☆★★★★



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