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- 2023.03.02 Thursday
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昨夜(30日)は、お馴染みの小樽市A.LIVEで開催された「A.LIVE NIGHT Vol.31」を見に行った。今回の出演者は、鹿児島から全国ツアー中の「Yoshino & Masae」(A.G.&Vo.のユニット)をメインに「高橋麻衣子 with O」と「KaRaSu」の三組。「T with O」のメンバーは全員旧知の仲(ドラムは私の弟)だし、最近聴いてなかったから「皆んな、元気でやってんのかな?」...ってのが、見に行った直接の動機。
皆さん、元気そうで何より。元々麻衣子ちゃんは、いつどこで会っても「いつも明るく、笑顔」で「常にポジティブ」な印象。彼女の曲は、そんな印象を正直に反映した曲が多いような気がするな。ソロであれユニットであれ(my&Jennie)バンド形式であれ、中々「普段私が、余り耳にする事がない世界観」をお持ちだ。バックの「O」のメンバー全員も、その世界観をシュアなプレイで支えていて良かった。バンド全体のバランスも良く、楽しめたし...いつぞやの期待どおり熟成されてきてるなぁ〜、このバンド(...と、偉そうに書いてみたりする)
鹿児島から来道の「Yoshino & Masae」(略して「ヨシマサ」)のお二人も(何の先入観も予備知識もなく聴いたけど)とても良かったね。
こういうコンビを見ると、世代的にはどうしても「紙風船」ってイメージになるんだけど(余りにも古すぎか...ごめん)どうしてどうして...二人とも、とてもパワフル。二人とも「根っからの鹿児島人」を前面にプッシュしたステージで、私にゃとても新鮮だったな。
「三組三様」の、楽しい夜だったねぇ〜
昨夜は、お馴染みの小樽市「A.LIVE(アライブ)」で開催された「新井武士ライブ」へ行ってきた。ただし、お目当は「新井武士」自身ではなく、今回のライブをサポートしたギタリスト「吉田はじめ」の方。はじめちゃんから直接「ライブのご案内」メールをもらっていたし、場所もA.LIVEで勝手知ってる所だし、再会するのはしばらくぶりだな〜...と思ってね。
はじめちゃんは、私が高校生の駆け出しの頃から既に(もちろん現在でもず〜っと)北海道では「歩く伝説」となっている感じのR&Bバンドである「Baker Shop Boogie」のギタリストとして、第一線で活躍している人。私も縁あって、彼が中心となったプロジェクトや彼自身が結成したバンドで、ベーシストとしてライブやレコーディングに参加した経験がある。80年代後半から90年代にかけての話だけど、勉強になったな。
新井武士さんは「元ダウンタウンブギウギバンド」のベーシスト。どんな音楽を披露してくれるのか、何の先入観も予備知識もなかったけど、アコギでブルースの弾き語りというスタイルだった。「スモーキン・ブギ」や「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が流行ってた頃は私ゃ高校生で、彼らのトレードマークだった「リーゼントにツナギ」とは全くベクトルが違う音楽をやっていたから、何の興味もなかった。テレビで見かけるくらいで、もちろんアルバムなんぞ買った事はない。でもその後の「裏切り者の旅」「身も心も」「欲望の街」なんかは「おっ、カッコ良い曲だなぁ〜」って思った記憶があるな。
で、以上の二人がコラボした今回のライブ。「私もミュージシャンの端くれとはいえ、当然だけど彼等二人とも、今まで見てきた景色が私とは全く次元が違うよな」って感じの、たいへん良いライブだった。
楽しいMCの中で触れていたけど、新井さんは元々「ブルース」を聴いて育った方だったんだな。自身のオリジナルはもちろん、カバー曲も披露していたけど、ギターといいボーカルといい、とてもブルージーで楽しめた。そもそもがベーシストなせいか、タイトなリズムで刻むギターは心地よく、鍛えられたボーカルも「さすがプロ」という感じ。はじめちゃんとの息もぴったり。
新井さんは、2年ほど前に「東京」から「釧路」に引っ越してきたそうだ。道東方面でも、あちらこちらで活躍されているようだね。まだ68歳(はじめちゃんも同じ)という事で、これからも頑張ってください。
3日(土)は、スターレスNEOのライブを観に行った。先の土日は、この時期恒例の「小樽堺町ゆかた風鈴まつり」が開催。そのイベントの一つである「メルヘン(広場)ライブ」に彼らが出演と聞いて、楽しみにしてたんだよね。
彼らの出番は19:30からの予定だったけど、当日はちょっとごちゃごちゃした用事があって「間に合うかな?」と心配だった。でも会場に着いたらちょうど始まる寸前だったので、一安心。サウンドチェックまでもバンドのパフォーマンスに組み入れてしまうVo.大橋の、安定した「つかみ」はさすが。今夜も楽しいステージが楽しめると、期待大!
が、しかし...
今回は、音響さんが全てをぶち壊しちゃったな。ワイアレスマイクに不具合があってVo.がほぼ丸々1曲トンでしまっても、何ら対処する気配がなかった。プロの「P.A.屋さん」であるなら「あらゆる事態を想定して、用意周到なバックアップを用意する」のが当然でしょうに。ボーカルが途切れ途切れになるなんて言語道断でしょ、普通。
まぁ相変わらず、楽しいステージではあったけどね。だから返す返す、音響さんの不手際が残念でたまらんライブだったな。皆さん、お疲れさまでした。
昨夜(19日)は、小樽市A.LIVEで開催された「A.LIVE NIGHT Vol.27」を見に行った。お目当は「Midnight Sun」というバンドで、AYA with HOT&COOLのAYA(Vo.)とBukiちゃん(Dr.)が立ち上げたもの。メンバーは他に、山川裕司(E.G.)と捧聡(E.B.)という、いずれも旧知な二人。いつぞやの「A.LIVE NIGHT」がデビューだったけど、その時は都合が悪くて見れなかったから、2回目の今回は是非と思ってね。
画像は、ライブを見にきていた私の友人がFacebookにアップしたものを拝借...つまり、私自身が画像を撮り忘れるほど聴き入ってしまったという事。
聴き覚えのある洋楽を(おしゃれに)アレンジしたのが元ネタの曲を中心に披露していた。AYAもBukiちゃんも、ホントこういうのが好きだよね。私ゃ二人とは音楽的なルーツが全く違うにも関わらず、普段はHOT&COOLで一緒にプレイしてる...このへんが、ある意味ギャップ萌え(笑)「私にゃこのバンドがやっているような曲調は、たとえ頼まれてもムリだな」という事が判った段階で、安心して(?)ひたすら「ラムハイボール」を飲んで、単なるオーディエンスとして楽しめた...良かった、良かった。
前後には「A.G.&Vo.」の弾き語りアーティストが出演。それぞれ「京都」「帯広」中心に活動しているようだけど、いずれも「Facebookの近況投稿」を、そのまんま歌詞にしたような感じの歌を披露していた。一杯やりながら聴くには、ちょうど良い感じ。
つまりこの夜は、ライブ終了後に飛び入り参加した打ち上げを含めて、ひたすら飲んでたよ...それくらい心地よいライブだったって事だな。
昨日(16日・日曜日)は小樽市A.LIVEで開催された「江口正祥」氏のライブを見に行った。彼はかつて、ず〜っと尾崎豊のツアーやレコーディングに参加していて、現在も様々なアーティストをサポートしているギタリスト。各地で度々こういう「ソロ&セッションライブ」を開催しているらしく、今回は私もセッションに参加してきた。
ソロ活動をしている人のワンマンライブって、どんな楽器であれ「へぇ〜...スゴいねぇ〜」で終わってしまって、なんて言うか...「音楽を聴いた」っていうより「曲芸を見た」って感じになりがち。でも彼は、全然そんなんじゃなかったな。ライブ前半は、基本的に打ち込みをバックにしたソロ。様々なジャンルのオリジナルを披露してたけど、どれもみんなツボを押さえたシュアなプレイだった。さすが「経験豊富なミュージシャン」って感じ。
後半は「セッションタイム」で、「Taki's Bar」のマスターがかき集めた小樽のアマチュアミュージシャンが多数参加。江口氏の嗜好に沿った課題曲を、みんなで入れ替わり立ち替わりワイワイガヤガヤと。その課題曲のジャンルが実にバラエティーに富んでいて、そのライナップ(KISSやDeep Pulpleから、Doobie Brothers等々)を見ても「さすが色々と経験してらっしゃる」という事が解る。
私の担当は「Take it Easy」と「Crossroad」の2曲だった(事前に、Highway Starは辞退しておいたw)けど、Eaglesはともかく、この歳でジャック・ブルースも少々キツかったかも(笑)
尾崎豊が最も身近なミュージシャンとして頼りにしてたであろう、今回の主役である江口氏。氏によると「日本全国どこに行っても、今だに必ず尾崎フリークの人がいる」んだそうだ。この日も彼の曲を2曲、そんな人たち(小樽近郊在住?のA.G.&Vo.)のバックでギターを弾いていた。江口氏には、どう聴こえたんだろうか?...私ゃ尾崎豊って、マトモに聴いた事がないのでね。
セッションのメンバーの中でベーシストが5人もいたのが珍しく、旧知もいたけど私にとってはお初の人もいて、色々話ができたのも良かった...中々楽しい夜だったよ。
先日(7日)の夜は、お馴染み小樽市A.LIVEで開催されたライブ「港町R&B Night!」を観に行った。昨年冬にもあったんだけど行けなかったので、今回は是非と思ってね。
お目当は、昔一緒にバンドを組んでいた二人が在籍している「TWINCAM's」
R&Bやブルースがメインなんだけど、いやぁ〜楽しかった。パティのボーカルは、さすがに安定の素晴らしさ。オーティス・クレイとかサム&デイブの名曲を、女性ボーカルで聴くのも中々良いものです...何だかね、昔を思い出して無性に嬉しくなっちゃったっす。
カッツのシャッフル感溢れるドラムも、相変わらず良かった。「ブルースバンド」と名が付くバンドは、絶滅危惧種(?)とはいえ私の周辺でもいくつか知っている。実際、私もブルースバンドに所属してるしね(現在休眠中)...でも、彼みたいなリズムを叩けるドラマーは、誰一人として知らない。まぁ「TWINCAM's」はブルースバンドではないから、ライブに織り込まれる事があるブルースナンバーは数曲。そんな中での彼のドラムは、私周辺のブルース専門アマチュアバンドのドラマーの皆さん、是非一度見て聴くべきだと思うんだけどな。
ゲストで数曲参加したカナヤス氏と、ベベさんのギターバトルも楽しかった。二人で絡み合う展開の時は、二人とも間の取り方が一致したのか、一瞬「空白時間」が生まれたのも面白く、ライブならでは。
話をする機会はなかったけど、対バンの「Big Special DELTA Band」(それこそ、純然たるブルースバンド)のボーカルであるサトルとは、これまた昔に一緒のバンドをしていた仲。当時と変わらず、ソウルフルなブルースを歌ってましたわ...明日(って事は、本日)は入学式で、校長先生として体育館の壇上で新入生への訓辞(?)を、何食わぬ顔でしたんでしょうな(笑)
何だかんだで、とにかく楽しくて幸せな夜だったよ。
24日の土曜日は、小樽市マリンホールにゴスペルクワイアのコンサートを観に行った。題して「小樽Sea of Grace & 心奏(かなで)コーラス・ジョイントコンサート2018」
老若男女職業問わず、皆んな大きな声で「大好きな『歌』を合唱」って良いですよね。クワイアへの参加の動機は「神への感謝を歌いたい人」「とにかく歌が好きだから参加した人」「楽しそうだから参加したらハマった人」等々色々とあるでしょうが、そんな事は関係ない。代表の浅原富希子さんの指導が素晴らしいんでしょう...皆さん活き活きと歌い踊ってました。もちろん「観客巻き込み型」なのは当然で、それもまた楽し。
「宗教と音楽」な〜んていう野暮な話は置いとくわ...私ゃ日常生活で「神様や仏様が必要」と思った事がないだけ。
でも音楽に何かの拠り所を求める気持ちは一緒だし、そこに上手・下手とかいう評価は論外でしょ。観て聴いて、素直に「あ〜...良いなぁ〜(しみじみ)」って思いましたよ、はい。
浅原富希子さんのソロは、さすがに「さすが」でした。
今夜は小樽市の(お馴染み)A.Liveで開催された「加奈崎芳太郎2018北海道Live tour in 小樽」へ行って来た...とはいえ、お目当はメインアクトの加奈崎芳太郎ではなく、オープニングアクトを務めた「ソヴィエト」なんだが。
何たって彼等とは、40年近くになる長い付き合い...諸般の事情で、三人揃うのは「お盆か正月」くらいだろうからね。今回はそういうタイミングではなく、何の変哲も無い日曜日でしょ?きっと話せば長い事になるんだろうけど、とにかくアコギ3本と凝ったコーラスとキャッチーなメロディー...久しぶりに彼等独特の世界観を堪能する事ができて良かったよ。
メインの加奈崎芳太郎と言えば、私の年代的には「大学ノートの裏表紙に〜♪」つまり「古井戸」というフォークデュオのイメージしかない。この「さなえちゃん」って歌が流行った頃は私ゃ中学生だったし、その後のソロ活動は全然注目してなかった。でも、やはりプロは違うね。鍛えられたビブラート&ギターワーク&トーク...さすがです。出し物のメインは、そのメロディーといい歌詞といい、しっかり70年代なイメージでした。
でも、もう良いかな?...再び「ソヴィエト」が前座なら話は別だけどね。
昨夜は小樽市のA.LIVEで、Rie“Lee”Kanehiraさんのブルースピアノを堪能して来た...昨年に続いて、今年もね。
基本的にどんなジャンルであれ「面白そうな他所(よそ)様のライブに赴いて、お客さんとして純粋に楽しみたい」のは山々なんだが...現在も「自由人」な私としては、ハズレを引くのが怖い。昨年は「信頼できる消息筋」からの推奨もあったので、初めてでも安心して楽しめた。今年もお誘いがあったので、迷わずOKした次第。
最初は、彼女一人でピアノ&ボーカルからスタート。休憩を挟んで後半はほぼ、H.B.B.(Hoodooman Blues Band)をバックにバンド形式。
私ゃBlues Bandに所属していながら、正直言うと実は「シカゴ系」とか「メンフィス系」とか言われても良く解らない(笑)良くは解らないが、でも(これも、どんなジャンルであれ)ノリやリズムやドライブ感には敏感。Leeさんがソロで演奏する分には、心地よく楽しめた。でもバックバンドが付くと、ハマってる曲はハマってるけどチグハグさを感じた曲もあったような?特にバンド全体の「前のめり感」が気になった曲が何曲か。お互い、基本的に「単品」でやった方が良いんじゃないかなぁ〜。今までH.B.B.は何回か観たけど、あまり気にならなかったが...まぁ、Leeさんは楽しそうだったけどね。いやしかし、彼女のピアノは良いよ。何より、左手がしっかりグルーヴしていると思う。
誤解を恐れずに言うなら、Bluesは「繊細さとは無縁な音楽」というイメージなんだけど、同時に「どんなに悲しい事があっても、結局はポジティヴ思考で」ってのが根底にあるんじゃないかな?そんな感じが、彼女のピアノから伝わって来るような気がしましたが...全然トンチンカンだったらごめんなさい。
一昨日(12日)は、いつも大変お世話になっている小樽市A.LIVEで開催されたライブを観に行ってきた。題して「あっくんとけんちゃんの無双モードツアー北海道編」
メインアクトは、アサトアキラ(東京)田高健太郎(二人とも生ギター弾き語り)なんだが...お二人には申し訳ないが、私のお目当ては前座の高橋麻衣子BAND。全員旧知のメンバーだし、スターレスNEO以外でプレイするソーメーちゃん(E.B.)も珍しいからね。だから、楽しみにしてたんだよ。
高橋真依子BAND、中々良い感じだった。出し物は全て、普段は彼女がピアノで弾き語っているんだよね、きっと。このメンバーで固定して回を重ね、彼女の音楽的な世界観がバンド形式の中でどう広がって行くのか、これからも楽しみ。
オープニングの武田英祐一とメインのお二人は、ほとばしりまくる絶叫系(とでも言うのか?)...皆さん全員、己の信じるところのメッセージをギター1本かき鳴らして伝えるスタイル。
個人的には、三者三様のそのメッセージに対して「そうだよねぇ〜」もあれば「そうなのか?」も感じたが、エネルギッシュな表現方法とメッセージの内容に共感を覚える人は、ハマるだろうなぁ〜。
画像は田高健太郎。彼のステージは以前にも何回か見たけど、何と来年は映画の主演を務め、メインの音楽も担当するそうだ...益々の活躍を祈念。
昨夜は、いつもお世話になっている「A.LIVE」で開催された「スナックまいこ」に行って来た。私ゃ初参加なんだがこの企画、今回はAYA with HOT&COOLのAYAがゲストで出演するし、「ハロウイーンバージョン」という事で「仮装してご来場の方にはワンドリンクサービス♡」というオマケにも釣られた感じ(笑)でも雨が降ってたし、着替えるのも面倒だし、かといって仮装のまま電車に乗るのも何だかな...という事で、普段着で行った。
「スナックまいこ」の由来である高橋麻衣子氏は、各方面で活躍中のインストデュオ「my&jennie」のピアノ担当であり、他にも様々なミュージシャンのサポートや、ソロでも活動している方。私も一度、お手合わせさせてもらった事がある...その節は、お世話になりました。
その「まいこちゃん」(...おっと、いきなり「ちゃん」付けご容赦)と「AYA」の二人で、彼女らの世代を代表する「昭和歌謡」を中心に、二人とも率先して仮装をして熱演。AYAは体調不良の後遺症で相当辛かったのが伝わって来たけど、中々楽しめたよ。
AYAが「八神純子」を歌っても、さして驚かない。でも「美空ひばり」には少々驚いたな...なんか、ビブラートの感じがクリソツだった。他の皆さんと共演しているAYAを見聞きするのは珍しい事じゃないけど、ちょっとした再発見。
天候がどんどん悪化するのは解っていたから、雨がまだ真っ直ぐ落ちている間に帰って来た。帰宅直後から荒れ始めて、一夜明けた今は、かなりの風とミゾレ混じりの冷たい雨...あ〜やだねぇ〜。
昨夜は小樽市のA.LIVEで開催された、Rie“Lee”Kanehiraさんのライブに行って来た。
私ゃBluesという音楽については「見て聴いて楽しむより、弾いて楽しむ」ってスタンスかなぁ〜。でも、こういうピアノ1本のブルースは聴いていて楽しいね。ドライブ感溢れる左手の強烈なリズムに合わせて躍動する右手...「繊細」という言葉とは無縁のプレイスタイル(←あの...褒め言葉ですので、誤解なきよう)だけど、そこが良いのさ。会場のA.LIVE自体とても雰囲気が良いお店なので、シカゴにいるような気分を味わえた。
札幌中心に活躍中のHoodooman Blues Band(H.B.B.)がオープニングアクトと後半をサポートしたんだけど、彼等も素晴らしいからね。Leeさんも、ソロとアンサンブルの両方、存分に楽しんで弾けたんじゃないかな。
私もBlues Bandに在籍しているけど、正直「Bluesにハマって手当たり次第聴いて、どっぷり浸かった事がある」という経験はないんだよね。だから「シカゴ」がどうとか「デルタ」がどうの...みたいな知識は持ち合わせてない。でも(これはBluesに限った話じゃないけど)ライブを楽しむのに、そういう知識は必要ないよね。
何だか...聴いていて嬉しくなっちゃうくらい、ゴキゲンな夜でした。
ある日、こうしてブログを打ち込みながら、先頃導入した「Amazon Music」のラジオで「バロック」を垂れ流してた時の事。
「何だぁ〜?このドラマチックで劇的に盛り上がる、バロックというカテゴリーにはとても当てはまらないような(ハンス・ジマー風の)壮大な管弦楽曲は?」って感じで、思わず聴き入ってしまった曲があってね。タイトルを見たら、バッハ作曲の「パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582」となってる。元々はオルガンの曲で、それを後世の誰かが管弦楽にアレンジしたものらしい。オルガンの原曲自体も聴いた事がなくて、改めて検索して聴いてみた。同じモチーフを延々と繰り返す中での「変奏曲」みたいな感じかなぁ〜...なぁ〜んか重苦しい雰囲気の上に尺も長いし、ちょっと飽きるかな?嫌いではないんだがね。
このアレンジ、例えて言うなら「構想3年、制作期間2年、総制作費2億$をかけて作られた、映画史上に燦然と輝く歴史的大スペクタクル○○巨編のエンドロールに流れるに相応しい曲(○○の中は、SF・戦争・歴史...何でもどうぞ)」って感じ。これはもう、速攻で自分のプレイリストに追加。「ホント父さんって、ムダに大袈裟な音楽が好きだよね」...過去、娘が高校生だった頃(だったかな?)の指摘が蘇る(笑)
ま、これを読んでいる皆さんに、この「例え」のイメージが伝わりそうにないのは重々承知の上です、はい。
という発見もあれば、少々違うケースもある。
同じバッハで言うと、きっと皆さんどこかで耳にした事がある、これも後世の人がピアノ曲にアレンジした「主よ、人の望みの喜びよ」って曲がある。昔、ピアノを習い始めて間もなくの頃(ったって、40歳過ぎだけどね)ず〜っと以前から簡単そうに聴こえてたし、ピアノピースを立ち読みしたら案の定8分音符がほとんど。「じゃぁ、挑戦してみようかな?」と思って、買ってトライしてみたんだが...いやぁ〜も〜気が狂いそうになって諦めた(笑)初心者には暴挙に等しかったかも...ってな昔話があって、私にとって印象深い曲。
この曲の原曲になった、カンタータっていうの?要するに「教会音楽」なんだけど、女性ボーカル(とは呼ばないか?)が入った原曲を、いつぞやたまたま同じラジオで初めて聴いた。こちらはなんかこう...ちょっと拍子抜けするくらい「教会音楽」してたわ(そりゃそうだべ)
そんなこんなで、結構新たな発見が楽しめる「Amazon Music」...もちろん「Apple Music」も同様だと思うんだけど、こういうサービスってホントありがたいね〜♪
昨夜は小樽市「A.LIVE」で行われた、ソロアーティストとしての古俣(雷神古俣)のライブ「吼桜リリースライブ」を観に行ってきた...彼のCD「吼桜(ほえざくら)」のレコ発記念ライブ。
「知り合った」という事実だけなら、彼とは古い付き合い。私の弟たちのバンド繋がりで、高校時代からだもんなぁ〜...私んちに遊びに来た事があるし、弟と一緒に彼の家に遊びに行った事があるような気も。それからかれこれ40年以上経つワケで...だから一緒にバンドを組んだ事はないけど、付かず離れずというか、いつも遠くから「おぉ〜頑張ってるなぁ〜」って感じ。現在は「雷神」として(こうして)ソロアーティストとしての活動の他に、彼自身のバンド(だと思う)「Air Raid」そして、小樽では著名な「スターレスNEO」のギタリストとしても大活躍してる。
彼のステージは、ピン・バンド両方とも何回も観てるけど、ギタリストとしての彼のプレイは、ベーシストの私としては正直な話「上手いのか?そうでもないのか?」は良く解らない。でも、こうして「雷神」が奏でるアコギは、その可能性をとことん追求してる感じが充分伝わって来るよ。そして、彼の世界観を表現して余りある、迸(ほとばし)るヴォーカル...相変わらず熱いね。キャッチーな曲もあるし、小樽以外のどこかで火がつけばメラメラと全国に燃え広がるかもね。
プロを目指している覚悟なら「あえて安住の地をなくす」事も必要だろうし、他にも色々あるけど...努力を惜しむような彼ではないと信じているので、頑張ってね。
こうして打ち込みしてる時、いつも部屋で垂れ流しているBGMは、iTunesの「インターネットラジオ」から好みの番組を選んで聴いていた(もちろん無料)場合が多かった。でもいつ頃からか定かじゃないけど、なんか一斉に聴けなくなっちゃってね。原因は良く解らない...Apple Musicの「ラジオ」と競合するからなのかな?「Blues」や「Funk」系は生き残ってるチャンネルも少数あるんだけど、クラシック系はほぼ全滅で、とにかく不便この上ない状況となったワケ。
かといって、3ヶ月の無料トライアルはあるものの、Apple Musicは月額980円。に対して、今まで見向きもしなかったAmazon Musicは(私ゃプライム会員だから)年に3,900円払ってるので聴き放題。そうだよ、別に買い物の時の利便性だけでなく、こうして実質無料になる音楽配信サービスもやってるんだから、これを利用しない手はない。
試して見たら、一応ラジオ形式になっているし、気に入った曲があれば即ライブラリに登録して自分のプレイリストを作るのも簡単。あらかじめオススメのプレイリストも一応揃ってる。このへんは多分Apple Musicと同じなのかな?iOS用のアプリを使えば、外に持ち出す事もできるらしい。
どうせ聴くのは「バロック」と、ヒーリング系の「ニューエイジ」が中心だから、Apple Music(数千万曲)に比べて楽曲数の多寡(こちらは百数十万曲)は、そんなに気にならない...いや、気にしないように心がける(笑)まぁ何より無職無収入の自由人である身としては「月々いくら」という新たな負担が発生しないのが、とにかくありがたい。
「松っあんに『姫神』?...似合わねぇ〜」という声も聞こえてきそうだが、ほっといてくれませんか(笑)